最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!

クレマチスの誘引

クレマチスは好きだけれど、ツルの誘引が面倒・・・・
もしくは、どうやったらいいかわからない・・・・
そんな風に感じる方に向けて超簡単な誘引アイデアをご紹介します。

家の中にあるもので、手間を減らして、出来るだけ簡単に!ズボラだけどクレマチスを綺麗に咲かせたい方は是非最後まで読んでみてくださいねー。

 

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!:クレマチスの概要

クレマチスは世界に約300種類以上が存在していると言われています。これらの種類は、花の大きさ、色、形、生育条件、開花時期などによって分類されています。一部の種類は、庭で育てるために品種改良されました。

日本には多くのクレマチスが輸入され、流通しています。日本の園芸市場で人気がある品種は外国産~国産の改良品種など様々です。

おおよそ100種類以上が流通していると言われています。また、日本独自の改良品種もあり、
それらは日本の気候や風土に適した品種が多く育てやすいのが特徴です。

 

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ:クレマチスのズボラ誘引法

それでは早速、我が家のクレマチス「マダム・ジュリア・コレボン」で
ズボラ誘引の方法を解説します。

冬の剪定をさぼったので、枯れこんだ枝から新芽が出てきてしまいました(;^_^A

マダム・ジュリア・コレボンは赤紫色の小~中輪サイズの大きさの花を咲かせます。
一重咲きで、ややシャープな花形が魅力です。
四季咲き種でとってもおススメです。(なぜ、おススメかは下記にまとめてあります!)

そのクレマチスですが放っておくとこのように絡んでいきます。
クレマチスのツル
イメージとしては、ツルと支柱が十文字に絡んでいく感じです。
それを、そっとほどいていきます。

上から順番に根気よくツルを外していきましょう!
クレマチスはとても丈夫なので少しくらい切れても大丈夫ですが、生育初期から誘引していれば、こんな苦労はしないので皆さんは新芽が動き出したら、少しづつ誘引してくださいね。

私は毎年、こんがらがったツルをほどいているズボラガーデナーです(笑)

 

クレマチスの誘引方法は以下のようなステップに従って行うことが一般的です。

支柱の準備

支柱、トレリス、フェンス、アーチ、ネット、絡ませるものがあれば何でも絡んでいきます。お好みのものを準備してください。品種にもよりますが、支柱のサイズは150センチ~あったほうが見栄えがしますし、クレマチスのツルの良さが活かされると思います。

誘引資材

通常、誘引には麻紐やワイヤー、園芸テープ、園芸タイなどを使用します。

が、私はじゃじゃーん。

セロハンテープでツルを誘引しています。
必要な個所に軽くテープで止めていきます。クレマチスは自分で絡んでいく力が強いので「こっちだよ~」と伸びていく方向を誘導してあげるイメージで、必要最低限固定するだけで勝手に絡んでくれます。
(あまり沢山使用すると、剪定の時にテープを外すのが大変になります!)

これで5年くらい育てていますが全く問題ありません。・・・が自己責任でお願いします!!

ちなみに、クレマチスの枝が折れた時も、すぐにセロテープで止めておくと多くの場合は枯れることがありません。(ちぎれた場合をのぞく)

誘引方法

クレマチスの誘引方法は、一般的に横方向、斜め上方向に誘引していきます。新芽が伸るごとに絡ませていきます。

ツルを横方向や斜め上に誘引する理由として、ツルが横に広がり側枝を多く出すことが出来ます。クレマチスはこの側枝に花芽をつけるためです。

ワタシのように、クレマチスを放っておくと縦へ縦へと成長してきます。先に書いたようにクレマチスは側枝に花芽をつけるので、縦方向に成長すると花芽が少なくなってしまいます。

これは私も経験済みで、誘引せずに放っておいた年は、ツルの先端に数輪しか咲きませんでした。

また、縦方向に成長させるとツル同士が絡まり、日光や風通しが悪くなり病気や害虫の発生が増える可能性があります。
さらに、ツルが絡まることで剪定が難しくなります。

そこで、おススメはツルの誘引方向を一定方向に決める方法です。
平面上のトレリスなどは自由に誘引していいのですが、あんどん型や円錐形のトレリスの場合は例えば「時計回り」「反時計回り」どちらかに決めてツルを誘引していくと、剪定の時にツルを外すのが格段に楽になりるのでおススメです。

時計回りに誘引しています。

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ:育てやすい品種の選び方

私は大型ホームセンターの園芸売り場に15年勤めていました。
毎年多くのクレマチスを見てきました。沢山のお客様からおススメ品種を聞かれたり、育てていく中で相談された経験上、私のおススメクレマチスの選び方を紹介します。

クレマチスは咲き方で選ぶ!

クレマチスは本当にたくさんの種類があります。

色々な分類の方法がありますが、1年に何回花が咲くかで大別して3つの系統に分けられます。

  1. 一季咲き系統: 一季咲きのクレマチスは、春に花を咲かせるタイプで、一年に一度だけ花が咲きます。一季咲きのクレマチスは、花が大きく豪華で、花の色や形も多様なことが多い品種です。花期が長いことが特徴で、春に見事な花を楽しむことができます。
  2. 二季咲き系統: 二季咲きのクレマチスは、春と秋に花を咲かせるタイプで、年に二度花が咲きます。春には初めに花を咲かせ、秋には再び花を咲かせます。一季咲きに比べると花期が短いですが、春と秋の2回にわたって花を楽しむことができます。
  3. 四季咲き系統: 四季咲きのクレマチスは、春から秋にかけて花を咲かせるタイプで、年に何度も花が咲きます。四季咲きのクレマチスは、気温や日照条件によって花が咲くことが多いため、一年を通じて花を楽しむことができます。花期が長く、常に花を楽しめることが特徴です。

 

クレマチスの咲き方の違いは、どの段階で成長したツルに花芽がつくか?といことなので、そこから「どこで、どれくらい剪定するか?」という問題につながり、
これが園芸初心者の方にとっては、ちょっとややこしかったりするのです。

そこでお勧めなのが「四季咲き系統」のクレマチスです。
四季咲きは花が咲き終わったら剪定する。という単純サイクルだからです。

落葉したらとか、上からどれくらい、とか毎回難しく考えなくても、花が終わったら3分の1くらいのあたりでバッサリ切る(品種にもよりますが、多くの四季咲きはこれで年に数回咲きます!)

以上の理由で、私は四季咲きクレマチスを初心者さんにおススメします。

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!:まとめ

 

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!クレマチスは、クレマチスは世界に300種以上、日本で約100種以上が流通している。

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!クレマチスのズボラ誘引法にはセロテープを活用する。誘引方法は横か斜め上にする。

最初が肝心!?クレマチスの簡単誘引方法 ズボラさんにおススメ!育てやすい品種の選び方は四季咲きを選ぶ

いかがでしたでしょうか?クレマチスの簡単な誘引方法をご紹介しました。セロテープを使っての横か斜め上への誘引はズボラさんにもおススメです!また、育てやすい品種の選び方もポイントです。ぜひ、四季咲きのクレマチスを選んで、美しい花を楽しんでみてください。ご質問やご意見がありましたら、お気軽にコメントしてくださいね。

 

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