寒さに当たると紅葉する多肉が楽しみですね。
それと同時に気になるのが「冬越し」です。
多肉植物は一説によると2万種類以上の品種があると言われていて、
それぞれ性質が異なるので一概には言えませんが、おおむね5度を切ると
防寒対策をした方が安全です!
- 多肉植物を育てていて全て温室に入らない。
- 多肉植物の数は少ないの、で大掛かりな温室を用意したくない。
- 冬でも気温が0℃を下回ることは数日しかない。
- 簡単に出来る多肉植物の冬越し対策が知りたい。
- なるべくお金をかけずに多肉植物の冬越しをしたい
そんな方のために
100均で出来る多肉植物の冬越しについてお伝えしていきますね!
100均で出来る多肉植物の冬越し:寒さ対策が必要な理由
ふっくらした葉が魅力の多肉植物。ふっくらした葉の大部分は水分です。
屋外にそのままにしておくと、霜や雪、または凍ってしまい、ひどい時は一晩で枯れてしまう時もあります。
そこで、防寒、寒さ対策が必要になってきます。
実は、私が住んでいる静岡県西部地方では、ほとんどの多肉植物を屋外で冬越ししても枯死することはあまりありません。
ただし、水やりの時間や急激な寒波で、傷んでしまったり枯れたりすることもありますので、温暖な地域で育てている方も冬越しの仕方を知っておくと役に立つと思います!
100均で出来る多肉植物の冬越し:100均で用意するもの
用意するものは
- 不織布
- 棒(U字型園芸支柱、または支柱)2~4本
- 洗濯バサミ(もしくはダブルクリップ、目玉クリップ)
以上たったの3つです!
すべて100均のもので大丈夫です。
U字型の園芸支柱が多肉植物を置いているスペースに合わない場合は、真っすぐな支柱の方が使いやすいかもしれません。
支柱は、不織布をかけた時に多肉植物と不織布が当たらなけばいいので、支柱の長さはあまり長くない方がいいです。支柱が長いようでしたらブロックを縦に置くのもいいと思います
100均で出来る多肉植物の冬越し:冬越しの方法
①温暖な地域でしたら不織布を1枚で多肉植物を覆えるサイズにカットする。
常に氷点下になるような地域でしたら不織布を3枚重ねてホチキスで止める。
不織布の層が空気を含んで暖かくなるので、あまり神経質にならずにふんわりで大丈夫です。
ホチキスのところから破れやすいので、ホチキス部分をガムテープで補強しておく。
②お庭で多肉植物を育てている方は、なるべく日光が当たる場所へ移動しましょう。建物の軒先、玄関先(北側は不可)なども良いです。
そして、多肉植物に不織布が当たらない高さに支柱を調整し、不織布をかぶせます。
コツは、外の空気が入らないように端をしっかり固定することです。
不織布がすき間だらけだと防寒の役目がなくなってしまうので、ここだけはきっちり閉じておくことをお勧めします。
③ピンチで支柱に固定します。
私はベランダで育てているので、なるべく室内側の壁に多肉植物を集合させています。室内側のコンクリート壁が夜間でもかなり暖かいからです。
また、ベランダにある鉢を多肉植物の両脇に移動して、高低差をつけ、鉢植えに不織布をひっかけているので支柱も不要です。
ただし、凧揚げで有名な静岡県西部(風が強い)であること。ベランダの3階であることから風が半端ないので、植木と不織布を洗濯バサミではさみ、さらに、不織布の端を鉢で押さえています。
100均で出来る多肉植物の冬越し:寒さ管理で気を付けること
不織布は光や水を通すので、かけたまま冬越しができますが
不織布を3枚重ねた場合は天気が良い日に、時々中を確認しがてら日光に当ててあげると良いと思います。
思いがけず、死角になっていて上手に水がかかっていない苗もあるかもしれません。
弱ってしまった多肉植物苗を室内等に取り込んで、救助することも可能です!
また、水やりは日中の暖かい時間帯にあげましょう。夕方に水をあげると水滴が残り、多肉植物が凍る可能性が高まります。
水やりの頻度も様子を見て減らした方がいいでしょう。
ただし、日中サンサンと太陽が当たる場所は、不織布の中が思いがけず暖かくなることがあります。その場合はいつもどおり水を上げてもかまいません。
わが家は日中日が良く当たり、風も強く乾きやすいので冬でも1週間に1,2回水をあげています。
100均で出来る多肉植物の冬越し:不織布プラスαの冬越し方法
不織布で多肉植物の冬越しは可能ですが、0℃切る日が続くとさすがに痛みます。
そこで、心配な時はさらに100均アイテムをプラスしていきましょう!
- 透明のテーブルクロス
不織布の上に透明のテーブルクロスをかけましょう。風を通さなくなるり
保温効果が高まります。不織布が風でパタパタしなくなる効果も多少あります。
厚みが出て洗濯バサミで止めにくくなるので、ところどころ穴をあけてビニタイで
止めるといいです。
その時、水やりできるように一部分はブロックで押さえるようにすると管理が楽です。 - 保温アルミシート
さらに心配な時は多肉植物の上に保温アルミシートをそっと置き、不織布、透明ビニールクロスの順で保護してみてください。 - 苗キャップ
数が少ない場合は、お手製の苗キャップもおススメです。
市販されている苗キャップはプラスチック製のドーム型ですが、100均で販売がありません。そこで、2リットルのペットボトルの一面を切り取り、多肉にかぶせることで温室効果が期待できます。寒さによって不織布、透明ビニールクロスを使って調整してみてね!
100均で出来る多肉植物の冬越し:まとめ
ここまで100均で出来る多肉植物の冬越しについて書いてきましたがいかがでしたか?
100均で販売されているものだけで、お手軽に多肉植物の冬越しができたら嬉しいですよね。
今回ご紹介した方法は、極寒の地では活用できないかもしれませんが、ベランダや比較的温暖な地域では有効だと思いますので、ぜひ試してみて欲しいと思います。
100均で出来る多肉植物の冬越し:寒さ対策が必要な理由
100均で出来る多肉植物の冬越し:100均で用意するもの
100均で出来る多肉植物の冬越し:冬越しの方法
100均で出来る多肉植物の冬越し:不織布プラスαの冬越し方法
100均で出来る多肉植物の冬越し:まとめ
いかがでしたでしょうか?
温室を買わずに100均で手に入る資材で簡単に多肉植物の冬越しをする方法をお伝えしました!
100均で出来る多肉植物の冬越しは、手始めに不織布一枚から試してみてくださいね!
多肉ライフを満喫できますようにー!
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