100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土えらび

観葉植物

室内で観葉植物を育ててみたいけれど、虫が湧きそうでためらっている。
そんな方も多いのではないでしょうか?

園芸店に勤めていた時も「植物を置きたいけれど、虫が湧くのがイヤで・・・」と呟くお客様と沢山お話ししてきました。
100均でも観葉植物が販売される時代です。
虫対策をしながらご自宅に癒しのスペースを作れたらいいですよね。
知っていそうで知らない「観葉植物の土」についてまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土えらび:観葉植物に適した土とは

室内で観葉植物を育てるためには、虫がわかないことも大切ですが
観葉植物が元気に育つことも重要ですよね。

虫がわかない土=健康で清潔な土=観葉植物が元気に育つ土 です。
そこで、まずは観葉植物が元気に育つ土についてまとめてみました。

観葉植物は草花専用の土でも育つ?

園芸店やホームセンターに行くと、色々な種類、価格の土があるのでどれを購入していいか悩んでしまいます。

観葉植物の多くは、通常の草花よりも「水はけ」が良い土が向いています。

例えば、森の中のふかふかの黒い土や畑の土を手のひらでギュッと握ってみると・・・・
泥団子が出来ますよね。
これは、土の構造や成分と関係します。
土同士がくっつきやすい構造になっているのですね。

逆に砂浜の土はどうでしょう?
手のひらでギュッと握っても団子にはなりません。

どちらが「水の通り」が良いでしょうか。
もちろん、砂浜の土です。これが「水はけ」です。

観葉植物はこのふかふかの土と砂浜の土の間くらいの土で育てるのが目安となります。
長年植物を育てている方は、ふかふかの土に水はけが良くなるような資材(赤玉土や鹿沼土)を混ぜて手作りしますが、慣れない時は市販の「観葉植物用培養土」を選ぶと良いでしょう。

ただ、なぜ、このように回りくどく観葉植物がよく育つ土について書いたかと言うと
市販の「観葉植物用培養土」も色々あるからです。

また、植えてから数年たつと土が細かくなり、「水はけ」が悪くなります。
観葉植物が元気に育つ土の事を知っていれば、植え替えの目安も分かり、植物と長く仲良く暮らせますよね。

 

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:虫が湧く観葉植物の土とは

次は「なぜ土から虫が湧くか?」の原因を押さえておきましょう!

室内に置いていて虫が湧いてしまった!という原因には以下の3つがあげられます。

  1. すでに虫やたまごが付いていた
  2. 常に土が湿っていた
  3. 有機質の土、肥料を上げていた

詳しく解説していきますね!

1虫やたまごがついていた

観葉植物を育てている生産者さんの元で、もしくは販売店でもともと虫やたまごが付いていたという場合です。これは残念ながらまれにあります。

私は以前、お店に入荷したばかりの観葉植物を買われたお客様から「1週間で虫が湧いた!」
とクレームの電話を頂いたことがあります。

その時は「入荷したばかりだし、そんなことは・・・」と思ったのですが、実際にお持ちいただいたところ、観葉植物の幹の途中に穴が開き、そこから小さな虫が大量発生していました。

恐らく、幹にたまごを産み付けていたのが羽化したのですね。
丁重に謝って新しい観葉植物と交換させて頂きましたが、これは生産者にも販売店でも防げないなぁと感じます。

同じように、土に卵を産んでいる可能性もゼロではありません。

2常に土が湿っていた

観葉植物を購入すると、多くの方は受け皿を使用すると思います。
水やりをした後に流れ出た水が、そのまま受け皿に残っていると虫が発生しやすくなります。

溜まった水に虫が寄ってくる場合もありますし、
湿地に育つ植物のように、常に土が濡れている状態になると虫が好む環境にもなります。
土の表面にカビが生えたり、キノコが生えることもあります。

さらに、土が常に湿っていると、新鮮な酸素が土の中に入りません。
土の中の根も呼吸しているので、根から酸素を吸えないと観葉植物の生育が悪くなります。

生育が悪くなり植物に元気がなくなると虫もつきやすくなるんです。
(これは、人に置き換えたほうがわかりやすいです。人も体が弱ると免疫力が低下して、ウィルスと戦う元気がなくなりますよね)

土にしっかり水をあげる。乾かすのサイクルは観葉植物にとってとても大事なのです!

3有機質の土を使っていた

有機質の土とは簡単に言うと「森の中の土」です。
落ち葉や虫の死骸などがゆっくり分解したものが含まれている、植物がよく育つための栄養がたっぷり入っている土です。

森の中は虫が沢山住んでいますよね。
有機質の土を使うと観葉植物の鉢の中が森と同じ環境になっている。ということです。

観葉植物は花を咲かせたり、実をならせて楽しむ植物ではなく
グリーンを楽しむ植物ですので、もともと多くの肥料は必要ありません。

ただし、水はけばかり追求していると、やはり養分が足りなくなり成長が悪くなります。
そこで、有機物を含まない化学肥料や液体肥料を使うようにすると虫がわきにくくなります。

4有機質の肥料を使っていた

有機質の肥料とは3同様、動物・植物を原料にした肥料になります。
例えば牛糞、鶏糞、魚粉などです。

それらは微生物が分解することによって植物が栄養を吸収できるような仕組みになっています。

そう!この微生物が必要ということは、虫やカビが発生するとうことです。

観葉植物はあまり肥料が必要ないものが多いですが
やはり成長するには微量要素が必要です。

有機質が少ない土に植え、さらに肥料を与えないと葉の色が薄くなったり、ヒョロヒョロになったりと健康に育たないこともありますので
観葉植物専用の化学肥料を定期的にあげるのが良いです。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:観葉植物に適したおススメの土

虫がわかない観葉植物に適した土はどんな土でしょう?

それは前述の「虫がわく観葉植物の土」の逆を考えると簡単です。
答えは「有機質」があまり含まれない観葉植物の土を使うことです。

室内園芸用に作られた人工用土

商品名は「セラミス」で流通しています。
粘土を高温で焼くことで、粘土内の水分が一気に蒸発して水分の後が孔(空洞)になります。
保水性、通気性がある土となっています。
イメージはスポンジのような構造ですね。

やや普通の観葉植物に比べて値段は高いですが、硬質の土なので、
洗って何回か使えるのは魅力的で環境にも優しいですよね。

室内用観葉植物・多肉植物の兼用土

室内用観葉植物用と記載された土よりも、プラスして「多肉植物」にも使える。と書かれた土のほうが、より有機質を含まないことが多いです。

それは、多肉植物のほうが観葉植物の土よりも、より水はけがよい土を好むため、
通常の観葉植物の土よりも有機物を減らしているものが多いです。

ただし「多肉植物専用」の土に植えるのはおススメしませんのでお気をつけくださいね。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:価格が高い方が良いのか?

販売員としてホームセンターで働いていた当時、よくお客様に聞かれたのは
「土の値段ってどうしてこんなに違うの?」でした。

100均でも購入できる土が、ホームセンターでは1000円近い値段で売られていたりすると聞きたくなりますよね。

実際に色々な土を販売して、自分でも使ってみた感想としては
やはり、土の品質と価格は比例するなと感じます。

高価格の土は水はけがよりよくなるように様々な土をブレンドしたり、
殺菌、滅菌作業などが工夫されています。

ただ、高価な土だから虫がわく、安価な土だから虫がわかない
とは一概に言えず、虫が湧く、わかないは価格だけでなく、使い方も重要だと感じます。

ですので、100均で販売されている観葉植物の土も
使い方を間違えなければ虫が湧くことは少ないです。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:虫が虫がわかないようにする対策

では、実際に観葉植物に虫がわかないようにするためにはどうしたら良いでしょう?

・肥料分が少ない土を選ぶ

先にも述べましたが、まずは肥料分(有機質)が少ない土を選ぶとよいでしょう。

・化学肥料を利用する

有機質肥料が少ない土を使うと、虫は湧きにくいですが、植物の成長に影響を及ぼす可能性もあります。市販の化学肥料を使ったり液体肥料を活用して植物の成長をサポートしましょう。

・受け皿の水はすぐ捨てる

忘れがちですが、受け皿にたまった水は必ず捨てます。
水やりのたびに水を捨てるのは面倒に感じますが、常に受け皿に水が溜まっていると
根腐れをおこしたり、常に湿っている土に病気や菌が発生することで虫が湧くこともあります。

溜まった水から虫が発生することもあります。

溜まった水を捨てるのが面倒だからと、受け皿に水が出ないくらい少ししか水を上げないと
水が十分に根にいきわたらないので、弱ったり枯れたりします。

私のおススメは、小さい観葉植物でしたら流しや手洗い場に運び、水を上げる方法です。
これなら、水が切れてから受け皿に戻すので楽です。

大きい観葉植物でしたら、バスルームやベランダ、庭先に運び全体にシャワーを当てるのも効果的です。半日ほど半日陰で水を切れば、これも受け皿を運んだり、水をこぼす不安もなくなります。

ただし、真夏、真冬は水をあげる時間帯、気温にお気をつけください!

土の上にマルチングをする

また、観葉植物の土の表面をマルチングする方法も効果的です。

マルチングとはウッドチップ、砕石、ココヤシファイバーなどで土の表面を覆うことで見栄えがよくなったり乾燥を防ぐ効果があります。

その中でも、砕石(化粧砂、化粧石)が良いでしょう。
ウッドチップやココヤシファイバーは屋内だとかびたりすることもあるからです。

砕石(化粧砂、化粧石)は2cmくらいの厚みをもたせて、土の表面に乗せることで、虫がたまご等を産み付けにくいと言われています。

観葉植物を購入してすぐに化粧砂で表面を防護することで、効果的な虫対策となると思います。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土えらび:まとめ

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:観葉植物に適した土とは「水はけ」のよい「観葉植物用培養土」がおすすめ。

100均?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:虫がわく観葉植物の土とは最初から虫の卵がついていた。常に土が湿っていた。有機質の肥料を使っていた。

100均の土?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:観葉植物に適したおススメの土は、人工培用土、室内観葉植物・多肉植物兼用土

100均の土?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:価格が高い方が良いかといえばそうではない。

100均の土?ホームセンター?虫がわかない観葉植物の土選び:虫がわかない対策としては有機質の入った土は避ける。受け皿にたまった水は捨てる。土の表面に化粧砂を2cm敷く。

 

いかがでしたでしょうか?
室内で観葉植物を育ててみたいけれど、虫が湧くのが心配・・・
100均の土とホームセンターの土はどう違うの・・・?
そんな方のお役に立てたならうれしいです。

 

 

 

 

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